日本人は正しい姿勢というと一般にピンと背筋を伸ばした姿勢をイメージします。
しかしこれは間違いです。
ピンと背筋を伸ばした姿勢というのは、まっすぐではなく‘反っている’のです。
そこには過剰な緊張が生じることになり、背中や肩首の慢性的な痛みやコリにつながります。
上の画像は今日来院された方のものです。
左側はご本人はまっすぐだと感じられている立ち姿です。
右の姿勢は私が姿勢指導した後の立ち方です。
右の方が明らかに‘まっすぐ’立っています。
ご本人の感想は姿勢指導後の立ち方の方が「力が入ってなくて楽」というものでした。
でも見て分かる通り、力が入っていなくても決してだらっとした姿勢ではないですよね。
その人の職業やスポーツなどによって最適な姿勢は複数存在しますが、
過剰な緊張には「理」も「利」もありません。
痛みや機能の障害を生むだけです。
ぜひお気を付けください。
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